寝坊録

寝坊常習犯の日記

寝坊録

最近よく寝坊する。

 

学生時代の寝坊とは訳が違う。社会人2年目が寝坊を繰り返してる。今日はビール一杯レモンサワー二杯を飲んだ翌日に寝坊した。寝坊した後のリカバリーも世間的には悪いものだった。あろうことか風呂に入り、松屋で牛丼を買ってから会社に向かった結果、11時40分に上司に遅刻連絡をしてから2時間後の13時半に出社というガンジーも怒り出すレベルの社長出勤をかましてしまったのだ。遅刻連絡をした11時40分というのも、10時25分に先輩の鬼電で起床してから実に1時間15分もの間上司に連絡するのを躊躇していた賜物。流石の図太さと言えよう。

しかも酒を飲んで遅刻をかましているのは先週金曜日にもやっている。つまり前科持ち。正確に言えばいろんな理由をつけて遅刻を繰り返しているので、前科何犯かはもはや忘れた。

 

遅刻の悪さとは何か。それはひとえにやるべきことをやらない悪さに帰結する。決められたことをできない弱さに帰結する。社会人とは言われたことをきちんとできるという前提があってこその自由を手にできる。どんなに会社に貢献しようが決められたことができねば社会人としては認められない。時間も守れない奴は信用されないのだ。

 

次に遅刻をかました日には、俺は寿司を特定の面子に奢るという業を背負ってしまった。ご丁寧に証拠の動画も撮影されて。

 

俺は他人の遅刻を許すから、俺の遅刻を許してほしいという甘っちょろい論理は通用しない。そんなものは吹けば飛ぶような論理。この会社では。この社会では。

 

自分が正しいとは到底思わない。遅刻が悪くないとは言わない。ただ、自分を肯定してくれる何かを必要としているのは確か。それが仕事か趣味か恋人かは分からない。

 

ただ、寝坊してもまたやっちゃったねって笑ってくれる人が